やっと厳しい寒さが緩和してきたと思ったら花粉の時期が到来です。私は花粉症なので早くも鼻呼吸が難しくなってきています(-"-) 皆様は如何でしょうか。
先日、山形新聞の記事で就労継続支援A型事業所を7カ所を来年3月に閉鎖するという記事が出ておりました。令和6年度の報酬改定で既に多くのA型事業所が閉鎖やB型事業所へ移行していると言う記事は昨年も出ておりましたのでとても残念な事ですね。
今回の閉鎖は7カ所で障がい者約200人以上を整理解雇する方針との事でした。
閉鎖の理由は社会保険が生じる年収要件「106万円の壁」が縮小・撤廃される見通しに伴い、撤廃なら労使折半の社会保険料が年間約7000万円生じるこの負担が閉鎖の要因であるようです。実は知り合いのA型事業所も同じ理由で閉鎖はしていないがB型事業所へ変更されました。
障がい福祉事業とは関係のない一般企業でも、昨今では社会保険料が支払えず倒産している記事をよく見かけますので、福祉事業者が一般企業と同じ基準で社会保険料金体系で支払っていくのはかなり厳しい事だと思われます。
今後A型事業所が残っていくには、生産活動で大きな利益を出すしかありませんがかなり大変な事です。A型事業所は今後地域に1~2カ所しかなくなるという話が出ていましたが、現実的になってきましたね。
ここからが本題
皆さん生成AIは活用されておりますか?当社では昨年12月に生成AIの講習をうけました。
今後は介護や障がいの現場でもより効率を高める為にAIを使用する事が推し進められてきていますので「パソコンは苦手だから」と言うセリフが通らない時代になってきていますね。
スマートホンでAIアプリをダウンロードすれば気軽に使う事ができますので皆さんもぜひチャレンジしてください。
講座では実際にAIに質問したり、アニメ画像を作成したり、動画を作成したりと基本的な事を学びましたので、今後は職場の業務に合わせた実践的な使い方を構築していく必要がありますが、使いこなせれば確かに業務の効率化になりますね。
AIはどんどん進化しているのでいつか人類がAIによって支配されるのではないかと言う話もよく聞きます。
では現在のAIはどこまで進んでいるのか?を専門家が言っていたのは、代表的な生成AIの
ChatGPTは人にアイデアを提供したり感想を伝えたりできる「汎用AI」であると言ってましたね。汎用AIは使う機能を自ら選ぶと言った判断はしない。どの機能を使うかは人間が見なければなりません。ようは今のところのAIは優れた「道具」といった位置づけになります。 また別のAIの専門家はAIを研究すればするほど人間の脳がいかにすぐれているかわかりましたとも言っておられました。人間とAIの大きな違いは創造できるかどうかと言う部分になります。創造は種と種を結びつけて新たな価値を生みだしたり、何か失敗した時にひらめきがあったりとしますので、AIにその能力はありません。
当面のあいだ、人間がAIに征服されるような事はなさそうですが、AIを道具として使いこなす努力は必要そうですね。

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